<YouTube>

介護福祉士80本動画完成!

カリスマチャンネル

【睡眠】レム睡眠&ノンレム睡眠、レストレスレッグス症候群ってなに?

睡眠 人体と健康
スポンサーリンク

レム睡眠とノンレム睡眠

人間の睡眠は、レム睡眠とノンレム睡眠が90~120分の周期で交互に現れます。

レム睡眠とノンレム睡眠は脳波の波形で区別されますが、それぞれの特徴を覚えておいてください

レム睡眠の特徴

・急速眼球運動(rapid eye movements: REMs)をしている
・骨格筋(抗重力筋)の筋活動の低下がみられる
・夢をよく見る

急速眼球運動の頭文字をとってREM睡眠と名付けられました。

ノンレム睡眠の特徴

・睡眠の深さによって4段階に分けられる
・副交感神経優位

レム睡眠の時は急速眼球運動をしていたり夢を見ていたりするので、眠りが浅く、ノンレム睡眠は深い眠りです。

高齢者の睡眠

高齢者の睡眠の特徴として以下の2点を押さえておいてください。

・睡眠時間が短くなる
・睡眠周期が不規則になる

レストレスレッグス症候群

夜に眠ろうと布団に入った時などに、足がムズムズする、痛がゆい等の感覚が出現してくる病気です。
じっとしていると症状が起こりますが、足を動かすとこの感覚は消えます。

寝るとき以外にも、ずっと同じ姿勢で座っているときなど、足を動かさないと症状がでます。

過去問

第33回 問題56 

睡眠の環境を整える介護として、最も適切なものを1つ選びなさい。
1 寝具を選ぶときは、保湿性を最優先する。
2 湯たんぽを使用するときは、皮膚に直接触れないようにする。
3 寝室の温度は、1年を通して15℃前後が望ましい。
4 枕は、顎が頸部{けいぶ}につくぐらいの高さにする。
5 就寝中の電気毛布は、スイッチを切る必要がない。

選択肢2が正解です。

第33回 問題106 

高齢者の睡眠の特徴に関する次の記述のうち、適切なものを1つ選びなさい。
1 熟睡感が増加する。
2 深睡眠が増加する。
3 夜間の睡眠時間が増加する。
4 睡眠周期が不規則になる。
5 入眠までの時間が短縮する。

選択肢4が正解です。

第33回 問題107 

睡眠に関する次の記述のうち、適切なものを1つ選びなさい。
1 レム睡眠のときに夢を見る。
2 レム睡眠から入眠は始まる。
3 ノンレム睡眠では筋緊張が消失する。
4 ノンレム睡眠では速い眼球運動がみられる。
5 高齢者ではレム睡眠の時間が増加する。

選択肢1が正解です。

第32回 問題56 

眠れないと訴える高齢者に介護福祉職が行う助言として、最も適切なものを1つ選びなさい。
1 起床時に日光を浴びるように勧める。
2 日中、長い昼寝をするように勧める。
3 夕食後2時間以内に就寝するように勧める。
4 寝る前に緑茶を飲むように勧める。
5 決まった就床時刻を守るように勧める。

選択肢1が正解です。起床時に日光を浴びるとセロトニンが増加し、これにより夜に眠りを誘うメラトニンが分泌されます。

第32回 問題57 

施設における安眠を促すための環境に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
1 湿度は20%以下に設定する。
2 寝衣は、体に密着した形のものを選ぶ。
3 冷暖房の風が、体に直接当たるようにする。
4 夜間の照明は、部屋全体がはっきり見える明るさにする。
5 介護福祉職同士の会話が響かないようにする。

選択肢5が正解です。

第32回 問題58 

睡眠薬を服用している高齢者への介護福祉職の対応として、適切なものを1つ選びなさい。
1 アルコールと一緒に服用してもらった。
2 服用後、1時間は起きているように伝えた。
3 日中、ふらつきがみられたので医師に伝えた。
4 通常の量では眠れないと言われたので、追加して飲むように伝えた。
5 体調に合わせて服薬時間を変更した。

選択肢3が正解です。

第31回 問題106 

睡眠に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
1 加齢に伴って睡眠時間は短くなる。
2 睡眠障害の多くは遺伝性である。
3 過眠は睡眠時間が長くなることをいう。
4 睡眠中は体温が上昇する。
5 睡眠周期は約60分である。

選択肢1が正解です。

第31回 問題107 

睡眠に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
1 高齢者の中途覚醒は、水分の摂りすぎが原因である。
2 レストレスレッグス症候群(restless legs syndrome)は、下肢を動かすと症状が軽快する。
3 仰臥位で眠ると、いびきが改善する。
4 睡眠時間の確保には、寝だめが有効である。
5 熟睡するには、就寝前の飲酒が有効である。

選択肢2が正解です。

次の記事

次は、死んだらどうなるのかについて。

【死の直前直後】下顎呼吸、死後硬直、死斑
死亡直前人が死ぬ直前には「下顎(かがく)呼吸」が起こります。下顎呼吸とは、下顎を上下させ口をパクパクさせてあえぐような呼吸です。下顎とは下アゴのことですね。死後20~30分人が死んで20~...

コメント

タイトルとURLをコピーしました