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【高齢者のパーソナリティ】5つの人格特性 by S.ライチャード

高齢者のパーソナリティ 理論・各論・方法論

S.ライチャードは1968年に高齢者のパーソナリティとして、5つの人格特性を提唱しました。

・円熟型
・安楽椅子型
・自己防衛型
・外罰型
・内罰型
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円熟型

円熟型は、日常生活において建設的・積極的で家庭や対人関係に満足しているタイプです。

依存型(安楽椅子型)

依存型は、責任を免れることを望みながら、他人に依存する受動的・消極的な生活を楽しむタイプです。

自己防衛型(武装型)

自己防衛型は、不安感・無力感に対する自己防衛が強く、怠堕を嫌い活動性を維持するタイプです。

外罰型(憤慨型)

外罰型は、今までの自分の失敗等に対して憤慨し、その対処として他者を非難し攻撃するタイプで、世間から隔絶して自己閉鎖的になります。

内罰型(自責型)

内罰型は、自分の不幸、失敗に対して自責的態度をとるので抑うつ状態になりやすいタイプで、他者への関心が小さく孤立しがちです。

過去問

第31回 問題97 

ライチャード(Reichard, S.)による老年期の性格類型において、円熟型に該当するものとして、適切なものを1つ選びなさい。
1 自分の過去に対して自責の念を抱く。
2 年を取ることをありのまま受け入れていく。
3 若いときの積極的な活動を維持する。
4 他者の援助に依存する。
5 責任から解放されることを好む。

1 自分の過去に対して自責の念を抱く。
これは内罰型(自責型)です。

2 年を取ることをありのまま受け入れていく。
これが正解です。

3 若いときの積極的な活動を維持する。
これは自己防衛型(武装型)です。

4 他者の援助に依存する。
これは安楽椅子型(依存型)です。

5 責任から解放されることを好む。
これは安楽椅子型(依存型)です。

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