介護記録の作成方法
介護記録の作成にはいくつかの書き方があります。
逐語体、叙述体、要約体、説明体など、これらの意味がわからない方は、以下の「ソーシャルワークの記録」で学んでおいてください。
【ソーシャルワークの記録】逐語体、叙述体、要約体、説明体
相談援助の記録では、まず「逐語体」と「叙述体」の違いを押さえましょう。「逐語体」は逐一記録、「叙述体」は時系列での記録です。
過去問
第31回 問題33
叙述体を用いて介護記録を作成するときの留意点として、最も適切なものを1つ選びなさい。
1 情報を項目別に整理する。
2 問題のポイントを明確にする。
3 介護福祉職の解釈を記録する。
4 論点を明確にする。
5 利用者に起こったことをそのまま記録する。
選択肢5が正解です。
第33回 問題33
介護記録を書くときの留意点として、最も適切なものを1つ選びなさい。
1 数日後に書く。
2 客観的事実と主観的情報は区別せずに書く。
3 ほかから得た情報は情報源も書く。
4 利用者の気持ちだけを推測して書く。
5 介護福祉職の意見を中心に書く。
選択肢3が正解です。
次の記事
次からは、実際の介護に入っていきます。
「食事と嚥下と栄養」について。
【食事】嚥下の5段階、9大栄養素
摂食嚥下の5期嚥下(えんげ)というのは、食べ物を飲み込むことです。「嚥」という字は、「燕(ツバメ)」という字が使われています。ツバメの子が大きく口を開けて親から餌をもらう様子から、食べ物を飲み込むことを「嚥下」とい...
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