<YouTube>

介護福祉士80本動画完成!

カリスマチャンネル

虐待防止法

虐待防止法 法律・制度・仕組み
スポンサーリンク

3つの虐待防止法

虐待防止法は、高齢者虐待防止法だけでなく、児童虐待防止法、障害者虐待防止法と3種類あります。

これら3法をまとめて学ぶことで整理されて、理解が深まります。

以下の社会福祉士向け「虐待防止法」で学習しておけば完璧です。

【虐待防止法】対象は高齢者と障害者と児童のみ
日本の福祉は「高齢者」「障害者」「児童」の3者を中心に発展してきました。この3者は社会的弱者として認知されているからです。ですので虐待の概念もこの3者にしかありません。例えば親が児童を殴れば児童虐待、施設職員が高齢者を殴れば高齢者虐待ですが

過去問

第33回 問題16 

「高齢者虐待防止法」に関する次の記述のうち、適切なものを1つ選びなさい。
1 養護者及び養介護施設従事者等が行う行為が対象である。
2 虐待の類型は、身体的虐待、心理的虐待、経済的虐待の三つである。
3 虐待を発見した場合は、施設長に通報しなければならない。
4 立ち入り調査を行うときは、警察官の同行が義務づけられている。
5 通報には、虐待の事実確認が必要である。

1 養護者及び養介護施設従事者等が行う行為が対象である。
これが正解です。高齢者虐待防止法は養護者と施設従事者による虐待が規定されています。

2 虐待の類型は、身体的虐待、心理的虐待、経済的虐待の三つである。
間違いです。虐待類型は上記3つに加えて、ネグレクトと性的虐待を加えた5類型です。

3 虐待を発見した場合は、施設長に通報しなければならない。
間違いです。通報義務はありますが、施設長ではなく市町村に通報します。

4 立ち入り調査を行うときは、警察官の同行が義務づけられている。
間違いです。警察官の同行は義務ではありません。

5 通報には、虐待の事実確認が必要である。
間違いです。虐待が疑われる段階で通報します。

第33回 問題93 

「障害者虐待防止法」の心理的虐待に関する次の記述のうち、適切なものを1つ選びなさい。
1 身体に外傷が生じるおそれのある暴行を加えること。
2 わいせつな行為をすること。
3 著しい暴言、または著しく拒絶的な対応を行うこと。
4 衰弱させるような著しい減食、または長時間の放置を行うこと。
5 財産を不当に処分すること。
(注) 「障害者虐待防止法」とは、「障害者虐待の防止、障害者の養護者に対する支援等に関する法律」のことである。

1 身体に外傷が生じるおそれのある暴行を加えること。
これは身体的虐待です。

2 わいせつな行為をすること。
これは性的虐待です。

3 著しい暴言、または著しく拒絶的な対応を行うこと。
これが正解です。

4 衰弱させるような著しい減食、または長時間の放置を行うこと。
これはネグレクトです。

5 財産を不当に処分すること。
これは経済的虐待です。

次の記事

次は、地域共生社会と地域包括ケアシステムについて。

「地域共生社会」と「地域包括ケアシステム」の違い
地域共生社会「地域共生社会」とは、厚生労働省HPには以下のように書かれています。社会構造の変化や人々の暮らしの変化を踏まえ、制度・分野ごとの『縦割り』や「支え手」「受け手」という関係を超えて、地域住民や地域の多様な主体が参...

コメント

タイトルとURLをコピーしました